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長距離ドライブのお供としてポータブル電源を利用したい方の中には、ポータブル電源がジャンプスターターとして使用できるのか気になっている方もいるでしょう。 この記事では、ポータブル電源をジャンプスターターとして使用する方法と、ジャンプスターターとして使用する際の注意点を解説します。 ジャンプスターターとは? 車のバッテリー上がりに使用する電源 ジャンプスターターとは、車のバッテリーが上がってしまったときに再起動するための装置のことです。 ジャンプスターター専用の装置を所持していれば問題ありませんが、ない場合はポータブル電源で車のバッテリーに充電することができます。 ポータブル電源をジャンプスターターとして使用する方法 ポータブル電源をジャンプスターターとして使用するには、専用のケーブルを用意しておく必要があります。 ジャンプスターター用のケーブルを使用して、車のバッテリーとポータブル電源を接続し、給電できる状態にします。 その状態で車のエンジンをかけて、しばらく放置することにより、車のバッテリーに再び電力が蓄えられて復旧できるという仕組みです。 ポータブル電源をジャンプスターターに使用する際の注意点 ポータブル電源の充電量に注意 ポータブル電源をジャンプスターターとして利用する際には、ポータブル電源の充電量に注意しましょう。 充電量が残り少ない状態では、ジャンプスターターとして機能しない場合があります。 冬季はポータブル電源の容量が落ちやすい 車のバッテリーと同様に、ポータブル電源も冬季は機能が落ちやすい傾向にあります。 特に氷点下の状況では、ポータブル電源が普段のパフォーマンスを発揮できない可能性があることを想定しておきましょう。 ジャンプスターターにおすすめのJackeryポータブル電源 ※Jackeryポータブル電源の場合は、12V / 10A鉛蓄電池を搭載した車にバッテリー充電できます。 Jackeryポータブル電源2000Plus 「Jackeryポータブル電源 2000 PLus」は、ジャンプスターターとしての利用におすすめのポータブル電源です。 容量2042Wh・定格出力3000Wという高スペックを持つため、専用のケーブルを経由して接続すれば、車のバッテリーに給電することも全く問題ありません。 長距離ドライブの際にバッテリーが上がってしまうなど、いざという時には、ポータブル電源をジャンプスターターとして活用できるでしょう。
ポータブル電源とは、バッテリーに電気を蓄えておき、家庭用コンセントやUSBポートなどから様々な機器に電力を供給できる便利なポータブル蓄電池です。 キャンプや車中泊、災害時などに活躍しますが、初めて購入する場合は、どのくらいの出力や容量のものを選べばいいのでしょうか? この記事では、1000Wクラスのポータブル電源がおすすめな理由や選び方を解説するとともに、おすすめの商品も紹介します。 1000Wクラスのポータブル電源がおすすめな理由 1000Wクラスのポータブル電源がおすすめな理由は、おもに次の3つです。 消費電力の高い家電も使える ポータブル電源の出力は、接続できる家電の種類や時間に影響します。 出力が低いと、消費電力の高い家電や機器を使うことができません。 例えば、ドライヤーや炊飯器、冷蔵庫などは、500W以上の出力が必要です。 1000Wクラスのポータブル電源であれば、これらの家電も利用できます。 また、冬のキャンプでは電気毛布があると快適に寝られますが、1000Wクラスのポータブル電源であれば、10時間以上利用可能です。 複数の家電を併用できる ポータブル電源の出力は、接続された家電や機器の合計消費電力以下であれば問題ありません。 つまり、出力が高ければ高いほど、同時に使える家電や機器の数が増えます。 1000Wクラスのポータブル電源であれば、例えばスマホやタブレットなどの小型機器と、ドライヤーや炊飯器などの大型家電を同時に充電や使用できます。 キャンプや車中泊などで複数人で利用する場合に便利です。 さまざまな用途に使える ポータブル電源は、キャンプや車中泊だけでなく、災害時や停電時にも役立ちます。 特に、日本では地震や台風などの自然災害が多く発生するため、非常用電源として備えておくと安心です。 1000Wクラスのポータブル電源であれば、冷蔵庫や照明などの生活必需品を動かせるので、停電時でも普段と変わらない生活ができるでしょう。 1000Wクラスのポータブル電源を選ぶコツ 1000Wクラスのポータブル電源を選ぶときは、おもに次の3つのコツがあります。 容量の大きなモデルを選ぶ ポータブル電源の容量は、バッテリーに蓄えられる電気の量を表します。 容量が大きければ大きいほど、長時間や多くの家電を使うことができ、容量はおもにWh(ワット時)で表示されます。 1000Wクラスのポータブル電源では、容量はおよそ1000Wh前後のものが多い傾向にあります。 容量1000Whのポータブル電源の場合、消費電力が100Wの家電なら10時間使えますが、消費電力が500Wの家電なら2時間しか使えません。 自分が使いたい家電や機器の消費電力や使用時間を調べておき、必要な容量を見積もることが大切です。