私のよく知っている地域に、岐阜県美濃市という場所があります。
うだつの町並みですとか、オリンピックの賞状に使われる美濃和紙の発祥地として有名ですね^^
ただ、昔は4700軒もあった和紙工房は今では6軒と、急速に減っているのです。
その、美濃を再生させようと頑張っている「美濃の歩く営業マン」であるT氏から、以下のメッセージをもらいました。(T氏初めて会った時から、ジャケットから靴下にいたるまで美濃和紙でできた服を着ているという、まさに歩く美濃の営業マンで、美濃市の青年商工会議所の代表もしています。)
「さて、今週1月17日(金)19時30分〜NHK岐阜「ぎふスペシャル」で、NIPPONIA美濃商家町のプロジェクトが放送されます
この番組が好評だと、全国放送に繋がるかもしれないので、是非ともシェアお願いしてもよろしいでしょうか」
頼まれたからには拡散しようと、記事にしてみました。
岐阜県美濃市に「NIPPONIA美濃商家町」という、すごいホテルがオープンします!ひと足お先に内覧へ。
7月5日にグランドオープンですので、ぜひ行ってみてください。 pic.twitter.com/NnStXcMJ8X
— さかだちブックス|岐阜のローカルメディア (@sakadachibooks) July 1, 2019
和紙作りでユネスコ無形文化遺産にも登録されている岐阜県美濃市
現在、和紙作りでユネスコ無形文化遺産にも登録されている岐阜県美濃市ですが、和紙産業の衰退と共に人口も減り町家や紙問屋も空き家になってしまうことがおおくなってきました。
4700軒もあった和紙工房は今では6軒と、和紙産業の衰退と共に人口も減っています。
昔は栄えた町家や紙問屋の屋敷も空き家になってしまいました。
番組に登場する藤原岳史は、10年前に兵庫県篠山市の地域再生を手掛けて以来、空き家問題に悩む各地の自治体と協力し、雇用の創出、観光客や移住者を増やし、町の活性化に成功してきました。
この番組では、美濃市復活へ奮闘する藤原氏の取り組みを追います。
空き家再生と町復活に挑む、藤原岳史氏とは
株式会社NOTE 代表取締役
藤原 岳史(ふじわら たけし)さん
兵庫県篠山市出身。大学を卒業後、大阪の外食産業に就職しマーケティング部門を担当。IT企業に転職後、ITベンチャーに入社。2008年から故郷篠山市の再生に関わる。2009年一般社団法人ノオトを設立し、現在理事であり、株式会社NOTE代表取締役となる。
藤原氏が事業を展開し始めたのは、地元である兵庫県篠山市。
地域で事業を展開する際、そこの産物やサービスありきで進めるが、まず住民に話を聞くことから始めた。
どうやってここを事業化したら……と思いつつヒアリングしているとき「ここにあるのは空き家ぐらいや」というひと言が出てきました。
「これだ!と思い、空き家を宿屋にしてレストランもつくるという話に進んでいきました」。
空き家を活用し、宿屋やレストランを作るアイディアを思いついたそうです。
IT企業に勤めていた藤原氏は当初、自身のIT企業でのスキルを活かせないかとも考えていたが、おじいちゃんおばあちゃんしかいない地域はパソコンや携帯電話を使ったITサービスはほとんど使えなかった。
しかし、宿という事業をそれぞれの役割や業務ごとに分担すれば、村人にパソコンや携帯電話を使わせなくて済むと考えたのだそうです。
ITを使った情報発信は、自分たちが担う。
村の人たちにはお客さまをもてなしてもらう。「なんや知らんけどお客さんが来てくれるようになった」というのでいい。
古民家再生と宿泊をセットにして、PRや予約受付などは最新のITサービスを取り入れた瞬間、事業となった。
興味深い取り組みですね。
このように、昔の町並みが活用されるのはとてもいい取り組みだと思います。
古民家に行くと、日本人だからでしょうか…ほっとした気持ちになりますね。
詳しくは番組を見ていきたいと思います。