どんな業界でも、コーチ(指導者)が良いと良い結果が残せることもありますね。
今注目のボクシング、今回はその最強コーチと呼ばれるリオ五輪で出場国最多の7個のメダルを獲得したウズベキスタンの英雄、ウラジーミル・シンさんについて調べました。
いったいどのような方なのでしょうか。
井上尚弥選手の活躍等で、何かと話題のボクシング。「最強コーチ」は、リオ五輪で出場国最多の7個のメダルを獲得したウズベキスタンの英雄、ウラジーミル・シンさんだ。シンさんは、香川県の強豪高校ボクシング部の子どもたちに、手加減一切なしの全力指導をしていく…。センスはあるが伸び悩んでいる選手が、デビュー戦を控えた女子選手が、みるみる変わっていく!
ウズベキスタンの英雄、ウラジーミル・シンさんとは
(シン氏を迎えに空港へ)
ウラジミール・シンさんは、ボクシングで選手時代は旧ソ連ライトミドル級チャンピオンを達成しました。
指導者としてはウズベキスタン専務理事兼強化委員長として、2016年のリオ五輪で出場国最多の7個の メダルをもたらしたというのが記憶に新しいところ。
近年、井上尚弥選手の活躍などで新たに注目されていますね。
高松工芸高校ボクシング部での指導とは
今回の番組では、香川県の強豪高校ボクシング部の子どもたちに、手加減一切なしの全力指導をしていくとありますね。
強豪校として取り上げられるのは、高松工芸高校ボクシング部です。
↑上の写真ではボクシング部の様子です。
ウズベキスタンからやってきたウラジーミル・シンさんが写真中央に写っていますね。リオ五輪のボクシングで金メダル3個を含む合計7個のメダルを獲得し、アマチュアボクシング世界最強国と言っても過言ではないはずです。
ボクシングを基礎から築きあげた人がシンさんであり、シンさんは祖国では英雄です。
番組内ではセンスはあるが伸び悩んでいる選手が、デビュー戦を控えた女子選手が、みるみる変わっていくとありますが、実際はどのようになっているのでしょう。
選手たちには、どのような気づきがあったのでしょうか。
高松工芸高校ボクシング部での指導は連日ヒートアップしていましたが、最終日の試合、考えさせられることがありました。
高校生たちは団体戦を戦ったのですが、次に出場する子どもが、現在リングで戦う仲間をリングサイドで必死に応援していました。
部活の試合としていつも見る光景でありやっていることですよね。
ところが、シンさんは一喝し、「そんなところで応援していないで、リラックスしていたほうがいい、全員で応援する必要はない。」と言いました。
何が最も大切なのか。シンさんの言葉は子どもたちを冷静にさせました。
子どもたちにとって冷静さこそが成長を促していったのです。
さすが、一流の指導者ですね。