春休み、様々なところに連れていきたくてもいけない・・・
大変なことが起きているなと感じる皆さん、本当にお疲れ様です。
2020年3月28日(土)の世界一受けたい授業で、世界7都市を移動しながら学べるミネルバ大学って一体どんな大学?日本人学生に密着が放送されます。
ミネルバ大学とは?学費や授業方法、日本人の合格率は?
- 合格率はわずか1.2%ほど
- 世界中の成績上位者が集まる
- キャンパスは存在しない
- すべての授業はオンラインで受講する
- 受験料は無料で、パソコンを使ってオンライン上
- 学費は年間約150万円、寮費を入れても約300万円程度
キャンパスがない代わりにベルリンやブエノスアイレスなど世界7都市の寮をまわりながら学生生活を行う、全く新しいスタイルの大学なのです。多国籍の同級生と異国で寄宿生活をしながら、学外の企業や研究所などでのインターンシップを通じ、実践を深めることができます。
日本の教育システムや大学受験に疑問を感じる若者は少なくない。広い世界に出て学びたいと考え、海外に飛び出す学生もいるとのことです。
世界中から2万人以上が出願するものの、合格率はわずか1.2%ほどだというアメリカのミネルバ大学ですが、世界中の成績上位者が集まる大学とあって教育関係者の間では注目の的だという。
しかし、ハーバード大学やイエール大学に比べれば、一般的な知名度は低い。
しかも“大学”であるにもかかわらず、キャンパスは存在しない。
すべての授業はオンラインで受講する。いったいどんな大学なのでしょうか。
同大学の日本連絡事務局代表を務めた経験を持つ、山本秀樹さんが説明する。
「キャンパスがない代わりにベルリンやブエノスアイレスなど世界7都市の寮をまわりながら学生生活を行う、全く新しいスタイルの大学なのです。多国籍の同級生と異国で寄宿生活をしながら、学外の企業や研究所などでのインターンシップを通じ、実践を深めることができます。
受験料は無料で、パソコンを使ってオンライン上で受けられます。大学進学適性試験であるSATや英語能力測定試験であるTOEFLのような外部試験も不要ですので、受験のための費用はほぼ必要ありません」
学費は年間約150万円、寮費を入れても約300万円程度で、すべての学生が必要額に応じた財務支援制度を受けらとは・・・
山本さんによれば2019年は日本人4人の合格者が出たという話ですが、海外の最難関大学の合格者なのだから、幼少期から英才教育を受けてきたエリートや、日本よりも外国での生活の長い帰国子女かと思いきや、そうではない。
今回、京都府の公立高校からミネルバ大学に進んだ1年生の梅澤凌我さん(19才)に話を聞くことができた。現在は、米サンフランシスコの寮にいるという彼は、幼稚園教諭の母と地方公務員の父を持つごく普通の高校生だったという。
その問いに解を出そうとする集団がサンフランシスコにあるというので、本部に創業者のBen Nelson氏を訪ねてみた。今や世界で最も入りにくい(合格率1.9%!)と言われるミネルヴァ大学である。
運営の仕組みからカリキュラム開発まで、驚きが満載だったこの大学について、3つの特徴を紹介したい。
1. キャンパスはネットの中と世界中
ミネルヴァは、先進的な学校が次々と生まれるベイエリアでも、おそらく最もプログレッシブな大学として知られている。学生はみな寮生活を共にするが、18名ひとクラスの授業は全てオンラインで、なんと教授の側が世界各地からコールインする。MOOCS(Massive Open Online Courses、一般的なオンライン講座)等とは逆の発想である。
オンラインのデモ画面を見ると、教授側からはどの学生がどの程度発言しているか、どの学生がどのキーワードを拾っているかなどが一目瞭然に判るようになっており、特定の学生が授業についていけていないことをアルゴリズムがキャッチすると教授側にアラート(警告)が発されるという。
これだけでも、教育のテクノロジー化はそこまで来たのかと驚くが、ミネルヴァの特長は、こうしたテクノロジーと実地の学びを絶妙に組み合わせているところにある。
前述のように学生たちは寮生活を通じて、常に切磋琢磨し議論をしながら学び合う環境にある。しかも最初の1年はサンフランシスコ、その後はソウル、ハイデラバード、ベルリン、ブエノスアイレス、ロンドン、台北、と学期ごとに世界各地のキャンパスを転々としながら、現地で課題解決型のプロジェクトを繰り広げて行くのだ。
2. 最先端の学びを生み出すカラクリ
年間の授業料は1万2950ドル(約145万円)、寮費は1万ドル(約100万円)と決して安くはないが、全米の名門私学大学が4万〜6万ドルの授業料であることを考えると比較的良心的な設定で、奨学金も潤沢に給付している。これは主に、学生寮以外にはキャンパスなどの施設を持たないため設備投資が不要であることに起因している。
加えて、実は最先端のテクノロジー開発や、後述のカリキュラム開発は、全てミネルヴァのfor-profit wing(利益追求を目的とする関連会社)が手掛けており、ここへはVC等から投資を受けて、将来的には他の教育機関へライセンス契約をすることでリターンを上げていくというから驚きだ。
その問いに解を出そうとする集団がサンフランシスコにあるというので、本部に創業者のBen Nelson氏を訪ねてみた。今や世界で最も入りにくい(合格率1.9%!)と言われるミネルヴァ大学である。
運営の仕組みからカリキュラム開発まで、驚きが満載だったこの大学について、3つの特徴を紹介したい。
創業者のBen Nelson氏は、ネット上で写真ストレージと印刷を手がけるSnapfishというスタートアップのCEOを務めていた実業家として知られる。私たちが運営するInternational School of Asia, Karuizawa(ISAK)も、もともと教育界にいなかったメンバーが集まって理想の教育を追求して始まったが、教育界の既成概念から解き放たれることで、新しい発想を制約なく形にして行くことが可能になるのかもしれない。
ミネルヴァ大学は同社のnon-profit wingであるため、このライセンスを無償で使うことができる仕組みになっており、授業料が更に抑えられているというカラクリもある。
ミネルバ大学の創業者、Ben Nelson氏(ベン・ネルソン)とは
ベン・ネルソン
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2017年ネルソン
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生まれ | 1975年7月13日
ハイファ,イスラエル
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母校 | ペンシルベニア大学ウォートン校 |
職業 | KGIの創設者、会長兼CEO、ミネルバプロジェクトとミネルバスクール |
ベン・ネルソンとはミネルバ・プロジェクトの創設者、会長です。
アイビーリーグの教育を価格のほんの一部で提供することを目標とする会社で、ミネルバプロジェクトのCEOとして、ネルソンはクレアモント大学コンソーシアムのメンバーであるケック大学院研究所と提携し、KGIでミネルバスクールを結成しました。
ミネルバプロジェクトを設立する前は、HPによる買収時にオンライン写真ホスティングおよび印刷サービスSnapfishの社長として知られていました。
ネルソンは1999年にスナップフィッシュに入社しました。
2000年11月、ネルソンは同社を収益性に持ち込み、Snapfishの2001年の販売をディストリクト・フォトに導き、2002年以来ネルソンはSnapfishのCFOと同社のリーディングビジネスストラテジストの両方を務めています。
彼は2005年3月、ヒューレット・パッカードが買収する直前の2005年3月にSnapfishの社長に就任しました。その後もHP子会社として経営を続けた。
Snapfishに先立ち、ネルソンはコミュニティベンチャーズの社長兼CEOを務めました。また、第一層戦略コンサルティング会社であるディーン・アンド・カンパニーで合併・買収業務を開始し、競合する通信サービス業界での取引に注力しました。ネルソンはまた、アジアのウォルト・ディズニー・カンパニーのディズニー・リージョナル・エンターテインメント、スミスクライン・ビーチャムのインターネットへの最初の進出、創業後の最初の数ヶ月間のCDNowの成長計画の立ち上げにも取り組んできました。
今後も注目ですね^^