2020年2月20日奇跡体験!アンビリバボー【伝説の交通事お故鑑定人が導いた真実】で、交通事故鑑定人が特集されます。
交通事故鑑定人って聞きなれない方も多いと思います。
知人も、もともと大手損害保険会社の交通事故鑑定人をやっていましたが、その仕事の内容は多岐にわたります。
もちろん、何対何でこちらに過失がある、過失割合を出したりしますが、近隣の防犯カメラを調べたり、飲酒をしていなかったか直前に行った飲食店に聞き込みに行ったり、裁判の書類作ったり、事故の加害者、被害者に話を聞いたりします。
正確に言えば、、双方に公平さを保つためにも大手損害保険会社の子会社という形でしたが、最近は違うようですね。
交通事故鑑定人とは?
交通事故鑑定人(こうつうじこかんていにん)とは、
第三者から依頼を受け、交通事故の原因究明や解明されていない対象事故の一定部分に対して、自身のキャリアや学識経験に基づいて専門的意見を述べる人物を総称して交通事故鑑定人と呼ばれている。
引用元:Wikipedia
交通事故鑑定人とは、交通事故被害者や交通事故被害者の弁護士から依頼を受けて、交通事故の際に何が起こったのかを、車両に残された傷や塗料痕、路面に残された路面の傷やタイヤ痕、被害者の衣類やヘルメットに残された繊維のほつれ具合や血痕の状況と言った客観的証拠のみから、交通事故の瞬間に何が起こったのかを解明する専門職を言う。真の交通事故鑑定人は、物理の公式を使った”詐欺鑑定”を行う事は決してしない。物理の公式を使った”詐欺鑑定”は、交通事故裁判では相手にもされない。(科捜研等も物理の公式を使った詐欺鑑定を行うので注意!)
なるほどです。
実際に足を運んで、その場の状況を見なくてはいけないのですね。
真の交通事故鑑定人は日本に数人しかいないとの言葉、心に刺さります。
加害者被害者を出さなくてはいけない絶対にミスできない仕事の一つですね。
この様な専門職の”真の交通事故鑑定人”は、日本には数名しか居ない。そして、”真の交通事故鑑定人”の条件として、”日本交通事故鑑定人協会”では、「交通事故鑑定学を日本交通事故鑑定人協会にて習得し、かつ今までに20年以上の交通事故鑑定キャリアがある者。又は、大学教授等で日本交通事故鑑定人協会が認めた者」のみに”協会登録交通事故鑑定人”の資格を与えて居る。 …交通事故鑑定書に”協会登録交通事故鑑定人〇〇〇〇”と印字し、職印が押して無い交通事故鑑定書は、自称交通事故鑑定人の書いた意味のない鑑定書の可能性が高い。
現在では、日本で唯一の交通事故鑑定人の団体である”日本交通事故鑑定人協会”によって、交通事故鑑定人の資格制度が確立している。
現在は、ドライブレコーダーの普及や防犯カメラの映像の鮮明さで、事故の原因を解析すことも以前よりは容易になったはずですが、まだまだ難しい仕事であることに変わりはないでしょう。
話している相手がうその証言をしていることがあれば、それも見抜かなくてはいけないのですから。
交通事故鑑定人は、誰でも出来るような仕事ではなく、物理学の他に、人工高分子プラストマーや人工高分子エラストマーの衝突による分子団の変化を捉える為の化学知識や、これらの物質の存在を確認する為の赤外分光法の知識も必要になる。また、自動車の走行距離と走行時間から自動車の速度を計算する為に、最先端の測量技術知識も必要である。特に”ドライブレコーダの映像解析”では、レーザ測量、GPS測量、写真測量、航空測量の知識は必須である。更に、交通事故被害者の遺体検死写真から、交通事故被害者の遺体に出て居る死斑等から被害者の死亡理由を推測できる法医学の知識も必要になる。とてもでは無いが、元警察官や損害保険調査人、街の探偵等が真似できるレベルの仕事ではない。これ以外に、最近では自動運転自動車の起こす事故に対応できるAI知識やエレクトロニクス知識も必要になって来た。
この様な専門職の交通事故鑑定人は、昔から行われてきた車両の傷や凹みから「…この車は大体時速40kmで走行してきて、3時方向から衝突を受けた。」と言う、工学鑑定の様ないい加減で、おおまかで、大体の世界の解析は行わず、当然に『物理の公式を使った詐欺鑑定や、ハンドルに分度器を付けた詐欺実験』も行わない。この様な詐欺鑑定を行って居るのは、元警察官や損害保険調査人、それに街の探偵社位のものである。
”協会登録交通事故鑑定人”のみが行える『真の科学鑑定』では、「…衝突時にその車が走行して居たのか、或いは停止して居たのかさえも判定できる。」 …この様な科学的手法を開発したのも、日本交通事故鑑定人協会が世界で初めてである。
アンビリーバボー出演の駒沢幹也さんの経歴は?
駒沢幹也さんは2006年に89歳でお亡くなりになるまで、
50年間もの間、民間の交通事故鑑定の第一人者として活躍されました。
駒沢さんの仕事は、
事故捜査にどうしても納得がいかない場合の受け皿として、再調査をすること。
すでに捜査が終わっているものに対して改めて、ゼロから証拠、情報を集めて真実を探し出す。
数々の交通事故解決にあたっては、徹底して現場の証拠を集め、事実を洗い出すこと。
「現場のキズはウソをつかない」
を口癖としていたようです。
もし事故に巻き込まれてしまったら?どこに依頼したらいいの?
法科学鑑定研究所のHP
◆相談
料金:無料
期間:約1週間 用意した書類や資料から検査や鑑定が可能かなどを、それぞれの問題ごとに説明してもらえます。
ただし、書類が大量の場合は資料見分料として8万円を請求する事もあります。
◆交通事故鑑定費用
事前所見
料金:15万円~
期間:約2週間 鑑定と調査結果の見込みや方向性についての報告です。
この時、裁判資料はまだ必要ありません。
鑑定業務
料金:物損30万円~ 人身50万円~
期間:物損、人身共に約4週間 裁判提出用の鑑定書を作成してもらえます。
相手側から出された鑑定書の意見書も作成してもらえるという事ですが、このアタリは実際にその段階にならないと分からない内容ですね。
◆その他の業務
出張時の車両見分・現地調査
出張費:人件費1人につき5万円(基本2人)
その他:交通費・宿泊費・実費相当などもかかります。
もし、被害者なのに加害者扱いを受けたら、弁護士や警察に相談してください。
でもまず、事故に巻き込まれないことが一番大切ですね。
昨今はドライブレコーダー取り付けていることにより、不要な操作を免れたこともあるようですし、取り付けておくといいかもしれませんね。